“衣服にもバリアフリーを” 車椅子利用者向けオーダースーツの開発②

2017-02-23

ブログをご覧の皆様こんにちは。

HANABISHI、HEADQUARTERSです。

 

今回は、2017年3月16日より、HANABISHIの一部直営店舗にて販売を開始する、″車椅子利用者向けオーダースーツ“の上衣の特徴を紹介させて頂きます。

 

(1)車椅子をこぐ動作により上衣の裾が捲れ上がることを抑制しています。

本部20170223①POINT.1

座位に適した丈の長さと、高めのボタン位置にすることにより、見た目がスッキリとした印象になります。

前身の裾を大きくなだらかな形状にすることにより、上衣の裾が捲れ上がることを抑制しています。

 

本部20170223②POINT.2

腰ポケットの傾斜を通常品よりも強くすることにより、フラップが車椅子のアームレストにのらないようにしています。

背中の中心の裾、もしくは両脇に入れる切れ込み(ベンツ)を無くし、上衣の裾が捲れ上がることを抑制しています。

 

 

(2)肩回りを動かしやすくしています。

本部20170223③POINT.3

袖付け廻りの外周寸法を通常品よりも大きくすることにより、車椅子をこぐ時に肩回りが動かしやすくなっています。

 

 

(3)上衣の襟元が浮いてしまうことを抑制しています。

本部20170223④POINT.4

座位の場合、上衣の襟元が浮いてしまいます。

その浮きを抑制するための補正(縫込み)を施しています。

 

 

 

(4)車椅子をこぐ動作により衣服が摩耗、損傷することを抑制しています。

本部20170223⑤POINT.5

車椅子をこぐ動作の影響で、衣服に負荷が掛かり、ボタンが取れ易くなってしまいます。

ボタンを取れづらくするために、前ボタン付けの裏側に補強ボタンを付けています。

 

本部20170223⑥POINT.6

服地と同系色の人工皮革を袖先に施すことにより、車椅子をこぐ時に、袖先がタイヤやハンドリム(手でこぐ部分)に接触し、摩耗してしまうことを防ぎます。

 

 

本部20170223⑦POINT.7

服地と同系色の人工皮革を袖付けの内側部分(脇下)に施すことにより、車椅子をこぐ動作の影響で脇下部分が摩耗することを防ぎます。

 

 

今回紹介した車椅子利用者向けオーダースーツの上衣は、実用新案登録:第3206094号 を取得しております。

 

次回は、パンツの特徴を紹介させて頂きます。 販売開始までもうしばらくお待ちください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

« | TOPページ | »