FASHION COLUMN

スーツを長持ちさせるには?
自分でできるお手入れ方法

02.COLUMN

お気に入りのスーツであれば、だれでも長く愛用したいと思うもの。

でも、スーツのお手入れって一体どのようにすればよいのか、よく分からないですよね。ここでは、スーツを長持ちさせるために、自分で行えるスーツの手入れ方法を紹介します。

立体ハンガーを使う

「立体ハンガー」とは首から肩にかけて厚みが増して、手前にカーブしているハンガーのこと。

ハンガーには平面的な細い針金のハンガーやプラスチックの物を思い浮かべますが、そのようなハンガーを使用していると、スーツを早く傷めてしまいます。

スーツを立体的なハンガーにかけることで、肩周りがつぶれることなく、スーツのシルエットを維持することができるのです。

ハンガーの肩の厚みは3~5㎝がオススメ。それ以上のコート用ハンガーになるとかえって型崩れを起こしてしまうかもしれません。

プラスチックでもいいのですが、できれば防湿効果が期待できる木製がベストです。

また、肩幅が同じハンガーを選ぶとさらによいでしょう。スーツと同じ肩幅のハンガーを選ぶのもポイントです。

パンツの裾を挟んでつるす

パンツをハンガーにかけて保管するとき、どのようにかけていますか?

半分に折ってかけていたり、パンツ用のクリップにウェスト部分を挟んでつるして保管している人が多いのではないでしょうか?

どれも間違いではありませんが、パンツを折るようにかけてしまうと、ひざ部分の通気性が悪くなり汗の渇きが悪くなってしまいます。同様にウェスト部分をクリップに挟んでしまうと、その部分の通気性が悪くなって汗の匂いが残ってしまうことも。

パンツを保管するときは、パンツ用のクリップに裾を挟んで上下逆さまに保管するようにしましょう。

裾は生地が薄く乾きやすいですし、下に向けて空間が広がっていくため、汗の染み込みやすいひざ裏や太もも、ウェスト部分の通気性があがります。また、腰回りの重い部分が下に来るため重力でしわを伸ばす効果もあります。

ブラッシングをする

1日動き回ったスーツはホコリがたくさんついています。

ホコリがついたまま放置していると、ホコリに付着した虫がスーツの繊維に侵入して虫食い穴の原因になります。

ブラッシングは以下の手順で行ってください。

  1. ジャケット全体を軽くはたいてホコリを浮かす
  2. 上から下にブラッシングしていく。
    このときブラシは地面に対して水平に持ち、優しくかけてください。
  3. 同じようにパンツも優しく水平にブラッシングをします。
    ハンガーにかけた時と同じ向きで、裾から腰へとブラッシングしてください。

ブラシはちゃんとスーツに使えるブラシを用意しましょう。お店で相談すれば適切な物を勧めてくれますよ。

毎日気を付けたいこと

保管する前には必ずポケットの中身は出すようにしましょう。

ポケットに物がずっと入った状態だと、形が崩れやすくなります。

また、スーツを1日着たら1日陰干しするようにしましょう。スーツを長持ちさせるには休ませることが大切ですよ。

また、ジャケットにシワがついているときは、干したあと軽く霧吹きをかけるとシワを伸ばすことが出来ますよ。除菌・消臭スプレーは成分が染み込み、生地の目詰まりにつながります。

スーツは少しずつの工夫で長持ちさせることができます

スーツは少しずつの工夫で長持ちさせることができます。特にオーダーメードで作ったお気に入りのスーツであれば、大事に使っていきたいですよね。

ここで紹介したことを実践して、スーツを長く楽しんでいきましょう。