FASHION COLUMN

快適に過ごすための
夏用ジャケットのポイント

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4月もあっという間に終わり、夏が刻一刻と近づいてきています。気象庁の発表によれば、2016年の夏は例年通りかそれ以上の暑さとなるようです。

暑い夏はビジネスマンにとって天敵。クールビズが推奨されている近年ではありますが、スーツスタイルを求められるシーンは少なくありません。

少なくとも、ジャケットスタイルのファッションで仕事に臨まなければならない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、暑い夏でも快適に過ごせる夏用ジャケットのポイントをご紹介します。

夏ジャケットは素材で選ぶ!

夏ジャケットを買う際は何といってもジャケットの素材が重要です。そこで、夏ジャケットに使われる主な素材をご紹介します。

・コットン(綿)
天然の繊維である綿は、「吸湿性」「保湿性」「通気性」と三拍子揃った生地です。まさに夏のための生地と言っても過言ではないでしょう。また、肌触りが優しく着心地も良いのが魅力です。

・リネン(麻)
綿の4~5倍の吸水性を誇る生地です。日本では古くから衣服に使われてきました。さらには発散性にも優れ、汗をかいたそばから吸収・発散してくれます。見た目も涼しげで、夏になると多くの麻生地ジャケットが発売されます。

・モヘア
アンゴラ山羊の毛から作られる生地です。ウールの一種ですが風通しがよく、独特の光沢を持っています。見た目はリネンにも近く、清涼感を演出してくれます。

・サマーウール
ウールと言えば生地が厚いイメージを持つ方も多いと思います。しかしこちらのサマーウールは、モヘア同様に夏服に向いた生地です。羊毛を細く編んで作られており、シワになりにくいという特徴があります。ビジネスシーンでは一番のお薦めです。

以上が夏用ジャケットによく使われる生地です。これらの生地のポイントは、通気性と吸水性です。汗を蒸発させて体の熱を飛ばせるという特徴があります。

夏ジャケット独特の特徴

夏ジャケットは着る人が心地よく過ごせるような工夫が凝らされています。夏ジャケットを買う際は、以下のような構造を確認してみましょう。

・背抜き仕立て
スーツの裏地が肩部分で止まっており、通気性を高めて涼しい着心地を生み出した構造になっています。

・半裏仕立て
スーツの裏地が肩部分より下にもありますが、裏地を所々省いているため、軽量で通気性に優れた構造になっています。涼しさは背抜き仕立てとほぼ同じなので、裏地のデザインでどちらを買うか決める人が多い傾向にあります。

・アンコン仕立て
肩パットとスーツの裏地を完全に取り払った構造のジャケットです。涼しさでいえばダントツと言って良いでしょう。また、軽量であることも魅力的です。

ベストスタイルで乗り切る

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さらに、ジャケットの代わりにベスト(ウェストコート)を着用して暑さをしのぐのはいかがでしょうか。

ベストならば袖がなく丈も短いので、熱がこもるということもありません。さらにシャツのダボ付きなども隠してくれるので、夏もスタイリッシュなシルエットを演出してくれます。

暑い夏も着崩さない大人なクールさ

ビジネスマンは商談でクライアントに会う機会が沢山あります。そんなときも夏ながらしっかりとジャケットスタイルで臨むことで、クライアントにも「この人はしっかりしてそうだ」という好印象を与えることができます。クールビズが何年も続いたので、今年からは逆に、タイドアップ(ネクタイを締めて)して、ジャケットやスーツを着てというドレスアップの傾向も出てきています。

また、服装の乱れは心の乱れとも言います。暑い夏でも服を着崩すことなく仕事に臨めば、自然と身と心も引き締まって仕事にいい影響を与えることでしょう。