皆さんこんにちは。HANABISHI新橋店です。
そろそろ冬のコートが重たく感じられるようになりましたね。
比例するようにスカートの出番もグンと増えてまいりました。
中でもカジュアル系で急上昇中のロングタイトスカートですが、ONで着用するのはちょっと苦手・・・という声をよく耳にします。
そこで今回は、「オフィスでもキチンと通用するようなコーディネート」をテーマに、いろいろな丈のジャケットとのバランスやスカートのデザインなどを紹介させていただきます。
焦茶のワーク調ジャケット（丈54㎝）＆フロントに片ヒダの付いたラップ風スカート（丈78㎝）のセットアップスーツ。
引き締まった色で上下がつながっているのでそれだけでほぼ完成なのですが、アクセントカラーをさすことによって更に奥行き感が出てきます。
着用しているベストは、ちょっと珍しいUネックのボルドー系グレンチェック。
ショート丈とスクエアの裾デザインがカマーバンドを彷彿とさせます。
「ジレ」と呼んだ方が似合うような、こんなベストならきっとコーディネートのランクアップに一役買ってくれそうですね。
それに、嬉しい足長効果もバツグンなのです。
インパクトのあるオリーブグリーンのダブルブレスト（丈64㎝）＆ウエストタック入りスカート（丈75㎝）。
メタル釦使いのジャケットにクラシカルな衿付きベストを合わせて、トラッドテイストを演出してみました。
内側の色味を上下でつなげる簡単なテクニックで、長めのジャケット丈も難なくクリアです。
更にもうひとひねり、ベストのボタンを敢えて上の方だけ留めるという小技使いで、さりげなくウエストマークのアピールを。
カッチリと男性的なアイテムと思われがちなベストですが、デザインや着方ひとつでレディースならではのコーディネートも楽しめてしまいますよ。
黒の中コールジャケット（丈62㎝）＆エコスウェードのフロントスリットタイト（丈75㎝）。
＊中（ちゅう）コール：うね幅が中ぐらいのコーデュロイ
＊エコスウェード：スウェード風に表面加工された合成繊維生地
どちらも季節の変わり目に重宝する優れ素材です。
スカートの色をきわだたせるため、他のアイテムは全て黒で統一しています。
これなら慣れない色にもチャレンジしやすいですよね。
重くなりがちな黒のかさね着ですが、ほんの少しだけ衿元を肌見せすることでヌケ感もアップ。
フェミニンなやわらか素材のインナー使いでカジュアルになりすぎず、オフィスユースも余裕です。
オフホワイトの細コールダブルブレスト（丈66㎝）＆
ハイウエストのウエストタック入りスカート（丈75㎝）。
大胆なカラーブロッキングコーディネートは敷居が高いと敬遠されがちですが、基本は単純。
モノトーン+１色でスンナリきまります。
それ以外の色で合わせたいときは、トーンの近い２色にインパクトカラーをプラスします。
いずれも始点（胸元）と終点（足元）の色を揃えると締まりが出て
まとまりやすくなりますよ。
小物の色にも気をくばって締め色に合わせると更に効果的です。
細コールは春先や秋口にも楽しめる、フレキシブルな便利素材。
インナーをエレガントにすると、とたんに表情がかわるところも魅力です。
色違いやデザイン違いでもう一着欲しくなってしまう素材なのです。
いかがでしたか。
色々な丈のジャケットと合わせることで、ロングタイトスカートのコーディネート、もっともっと広がりそうです。
似合うボリュームや分量は人によってそれぞれ。
ロング丈でもショート丈でも、自分にマッチしたバランスに加減できるのがオーダーの素敵なところです。
皆さんにも、今まで出会ったことのない新しいフェバリットを見つけていただけたら、と思います。
その時はぜひお手伝いさせてくださいね。
ご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。
