皆様こんにちは。HANABISHI池袋店です。
今回から何回かに分けて、意外と知られていないHANABISHIでオーダー可能なカジュアルパンツのご紹介をさせて頂きます。
第一弾である今回ご紹介するアイテムは、18世紀にフランスで誕生して以来、世界中で愛され続けているカジュアル生地の王様「デニム」を使用したジーンズです。
今、デニムを使ったジーンズってどういうこと?どっちも同じじゃないの?と思った方もいるかもしれないので、まずはその違いのご説明をさせていただきます。
最近では「デニム」「ジーンズ」「ジーパン(Gパン)」と全て同じアイテムを指す言葉として使われていますが、本来「デニム」というのは上記したように、18世紀頃にフランスのニーム地方で生産された綿サージ生地のことを指します。
当初はセルジュ・ド・ニーム(ニーム地方産綿サージの意)と呼ばれていて、いつしかそれの下半分がつまって「デニム」と呼ばれるようになりました。
「ジーンズ」という呼び方が一般的に良くイメージされるパンツの名称で、インディゴ染めのコットンデニム生地で作られるワークパンツ全般を指します。
17世紀頃イタリアのジェノバの船乗りたちが穿いていたパンツのことを、ジェノバ製を意味する「ジェンズ」やジェノバ人を意味する「ジェイノーズ」と呼ばれていたものがアメリカに渡り、1947年に「ラングラー」が11MWモデルに「オーセンティック・ウエスタン・ジーンズ」という名称を付けたのが「ジーンズ」の始まりとされています。
「ジーパン(Gパン)」とは、「ジーンズ」を指す和製語で「GIパンツ」からきたものとされています。
「GI」とはアメリカの兵士の事を指し、第二次世界大戦後の日本に進駐してきたアメリカの兵士たちが、休日にブルージーンズを穿いて外出していたところから「GI」のパンツ、略して「Gパン」と呼ばれるようになったのが始まりと言われています。
長々と違いをご説明させていただきましたが、今回ご紹介する「ジーンズ」はストレッチ「デニム」生地を用いたタイトストレートのシルエットで、シャツやジャケット等の綺麗目アイテムとの合わせでコーディネートしやすい「ジーンズ」を仕立ててみました。
今回セレクトした生地は「BIO WASH」をかけた、より柔らかい風合いの生地でとても柔らかく穿きやすい「ジーンズ」に仕上がりました。
現在HANABISHIでご用意している「デニム」生地はほとんどにストレッチが効いて、カラーバリエーションも豊富なのでカジュアルなジャケットや「デニム」のセットアップを仕立ててみてもいいかもしれません。
今回は以外と知られていないオーダー出来るカジュアルパンツ特集の第一弾として「ジーンズ」をご紹介させていただきました。
「デニム」や「ジーンズ」はとても奥が深くとても面白い歴史が沢山あり、ご紹介しきれないことがまだまだ数多くございますので気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。(ちなみに今回ご紹介した内容には諸説ございます)
スーツだけじゃなくカジュアルもオーダーで世界に1着のアイテムを仕立ててみませんか。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
HANABISHI ONLINE SHOPのご案内
過去にHANABISHIでお作りいただいたオーダースーツのデザインそのままであれば、生地・オプションを選ぶだけで2着目以降がお気軽にご注文いただけます。
お手元のスーツを基準に、ウエストなど4箇所のサイズ微調整も可能です。
また、車椅子利用者向けオーダースーツのご注文も承っております。
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夏季休業のお知らせ
HANABISHI直営店舗では、下記の期間、夏季休業とさせていただきます。
2021年8月11日(水)~2021年8月18日(水)
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