HANABISHI渋谷店でございます。
今回は英国製の生地で仕立てたスリーピーススーツと、シーズン到来にむけたコートのコーディネートをご紹介致します。
「アルフレッドブラウン（ALFRED BROWN）」
1915年に英国ウエストヨークシャー地方の都市、リーズで開業した老舗毛織物メーカーです。
現在でも毛織物産地として有名なこの地域において、一番の生産量を誇っています。
英国生地らしい、しっかりとした目の詰まった打ち込みの良い生地でありながら、上品な光沢感を併せ持っているため、耐久性が求められるビジネススーツにおいておすすめの服地です。
英国における知名度は高く、これまでにイングランド代表フットボールチームの公式ユニフォーム（オフィシャルスーツ）や、有名な映画の衣裳にも、同社の生地が使われております。
今回は生地の上品な光沢感を邪魔しないよう、あえてグレーの無地をセレクトしました。
シルエットも肩パットの入っていない「イタリアンデザイン」をセレクトし、全体的にスッキリとしたシルエットになっています。
衿型をセミピークドラペルにアレンジすることで、オリジナリティをプラス。生地の光沢感と相まって華やかなイメージになります。
今回もオプションで袖先に「本切羽」をプラスしました。
オーダーらしさを気軽に演出出来るオプションのひとつで、スーツを仕立てるお客様の多くにご利用いただいている人気オプションです。
また無地のスーツに映えるステッチをジャケットの全体にプラスしています。
袖先やポケットの縁取りなど、細かい部分ですがステッチが施されることで、高級感がぐっと増します。
今回のベストはダブルに仕立て、ここでもオリジナリティをプラス。
いつもよりサイズ感を細くし、ダブルベストでありがちなゆったりとしたサイズ感にメリハリを付け加えました。
またパンツにもタックを2つ加えることで、ヒップ廻りにはゆとりをもたせ、全体のシルエットはすっきりと仕上がる様、インタック（タックの向きが逆転）仕様にしました。
裾にむけて細身になるテーパードシルエットに仕立てることで、タックパンツがすっきりとしたデザインに仕上がります。
今回はグレー無地のスーツに合わせ、ネイビー無地のコート生地をセレクトしました。
バルマカンコートはステンカラーコートともよばれ、襟元までをカバーできるスタイルです。
マフラーが苦手な方にも防寒対策になります。
ご紹介しているコートは芯地も極力省いておりますので、しっかりとした温かさを保ちながら、軽く羽織れるのが特徴です。
オーダーコートの魅力はお好みの生地がセレクト出来ることに加え、丈の長さが自由に設定できるところにあります。
※デザインやご身長・ご体型によって指定できる範囲にある程度の制限はあります。
ぜひスタッフまでご相談下さいませ。
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
HANABISHI ONLINE SHOPのご案内
過去にHANABISHIでお作りいただいたオーダースーツのデザインそのままであれば、生地・オプションを選ぶだけで2着目以降がお気軽にご注文いただけます。
お手元のスーツを基準に、ウエストなど4箇所のサイズ微調整も可能です。
新たにカジュアルシャツジャケットを入荷しました。また、ネクタイの販売もしております。
2着目以降のスーツをONLINE SHOPでご検討してみてはいかがでしょうか。
https://www.hanabishi-online.shop/
