HANABISHI 馬車道店です。
引き続きスーツの歴史を掘り下げていきます♪
今回はスーツのディティールについてご紹介します!
まずは首もとから…
【ステッチ】
今では技術力も上がり、ステッチを入れなくても
問題はありませんが、本来の手作り風の雰囲気があり、
ラペル(下えり)をキレイに保つことができます。
【フラワーホール】
この穴に社章を付けてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
このフラワーホール、第一ボタンの名残の穴なのです。
花も挿せるのでフラワーホールと言います。
シングルスーツには左に、ダブルスーツには両襟につきます。
【バルカポケット】
胸ポケットが舟形(バルカ)に作られているものの名称です。
ポケットの底が船底のようにカーブがついています。
胸元の厚みを美しく、スーツを立体的に
見せるようにできた、イタリアの伝統技法なのだとか。
【チェンジポケット】
右側の腰ポケットの上についている、小さなポケットを
チェンジポケットと呼びます。
このチェンジポケット、何の為に付いているかご存知ですか?
Changeという単語を調べると…「小銭」。
そうです、このチェンジポケットは小銭入れだったんです!
今では小銭入れとしての役割は無くなり、
オシャレなディティールとして残っています。
そして、そのままポケットに注目です。
たいていのスーツのポケットにはフタがついていますよね?
このフタの役割は?由来は?
こちらは次回、紹介していきます!
今回ご紹介したディティールに関しまして、
パターンやデザインによってはご選択いただけない場合もございます。
詳しくは店頭スタッフにお尋ねください♪