7月初頭から続いていた雨模様も落ち着き、
これまでのジメジメとした梅雨ムードを
振り払うようにカラッとした快晴が続き…
と思っていたら一転、台風11号。
台風が過ぎたら、いよいよ夏本番、といったところでしょうか。
申し遅れました、私、HANABISHI関内店の西山と申します。
今回の記事は新商品の販促等ではなく、
あくまで”HANABISHIの仕立て”
についてのご紹介記事ですが、お付き合い頂けますでしょうか?
ちょうど、暑い時期に向いた仕立も、
今回の記事でご紹介させて頂こうと思っております。
パンツの腰回りの裏地の部分についてです。
ライニング(裏地)、腰裏、など呼び方は様々です。
腰の内側部分に注目してみましょう。
≪通常のスーツ用ライニング≫
ビジネスシーンでのご利用を想定した作りとなっており、
動きによってシャツがパンツから出てくる事態を防止するため、
マーベルト(滑り止め)が標準設定で付いています。
※モデル「ビアンコ」を除く全ての型紙
≪カジュアルパンツ用ライニング≫
ジャケットに合わせたカジュアルパンツを想定した作りの、
軽くて柔らかいアクティブなライニング。
※モデル「ビアンコ」専用
≪メッシュ・ライニング≫
冒頭で少し触れました”暑い時期向け”のライニングです。
こちらもビジネスシーンを想定した作りの為、シャツ出防止の
マーベルトが標準設定されております。
網目状に構成されたメッシュ素材の為、
通気性が高くウエスト周りの蒸れを軽減します。
※モデル「ビアンコ」以外の、「パンツ夏仕立て」デザイン専用
このようにHANABISHIでは、
パンツの腰回りのライニングを型紙(モデル)、
用途に応じて使い分けております。
如何でしたでしょうか?
是非、今後お作りになるスーツの参考にして頂ければ幸いです。
その際、対応モデル等不明な点がございましたら、
店舗スタッフにお気軽にお尋ね下さいませ。
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
またのご高覧、ご来店を心よりお待ちしております。
HANABISHI関内店 西山でした。