こんにちは、HANABISHI札幌店です。
HANABISHIでは数多く、様々な種類の釦を取り揃えております。
札幌店のお客様は多種多様な釦にチャレンジしていただき、カスタマイズをして楽しんでいただいております。
釦を変えるだけで高級感が増したり、重厚感がでたりと一気にグレードがあがります。
釦の由来は古代ギリシャ時代から装飾として2000年の歴史を数え、中世ヨーロッパの宮廷服にはフロントのボタンだけで30個以上取り付けられていたといわれています。
今でいうカフスと同じ認識を持ち、男のアクセサリーだったといわれております。
はじめの頃はボタンホールが存在せず、釦だけがあらゆる所に取り付けられていましたが、釦をひっかける細工が考案され、現代のスーツの様に生地自体に穴を開け、そこに釦を留める方法が考え出されたとされます。
以前ヨーロッパの釦は、陶器やガラス、金、銀など使用されていましたが、現在のようなおちついたスーツスタイルが確立してからは、外見にあわせたものや素材にあわせたものなどが使用される様になりました。
現在のヨーロッパのオーダーメイドや高級既製服などに使用される代表的な釦は、水牛釦やナット釦(タグワ椰子)です。
HANABISHI札幌店でも一番人気と言ってもよいほど、人気があるのは水牛釦。
水牛釦は水牛の角を原料としており、釦の素材の中では最高級に位置する高級なものです。
原料はインド、中国などアジアで採れるものが多いです。
水牛釦の特徴は、天然素材のため様々な色と柄があり、全く同じものが存在しないのも魅力があり、こだわりのひとつです。
いつものスーツに高級感、重厚感を与えてくれるので、ぜひ一度使用していただければと思います。
また、ナットボタンも非常に人気があります。
ナットボタンは南米のエクワドル原産の「タグワ椰子」という椰子の実の種が原料です。
ナットボタンは内側の乳白色の部分を加工して使用しております。
たくさんの色があるのは後染めで染色しているからです。
染色する事で年輪の様な繊維の渦模様が見られ、天然の温かみや柔らかな雰囲気になります。
次にご紹介するのは、貝釦。
貝釦はシャツとしては定番ですが、スーツでも非常に人気があります。特に、夏用のスーツやリネンやコットン素材とも非常に相性が良いです。
天然の貝を研磨して加工しているため、プラスチックのボタンでは出せない美しく、エレガントな光沢があります。
ただ非常に割れやすい為、クリーニングに出す時など取り扱いは慎重にする必要があります。
他にも色々な釦がありますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
皆様のご来店スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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