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DORMEUILドーメル“SACKVILLE STREET(サックヴィルストリート)”英国生地で仕立てるあなたのためのクラシックスーツ

皆様こんにちは。

HANABISHI札幌店の工藤です。

今回は、オーダースーツの見本を使って生地のブランドやスーツのディテールをご紹介します。


スリーピーススーツ150,000円+税(オプション別途)
使用生地
DORMEUIL”SACKVILLE STREET”(ドーメル”サックヴィルストリート”)
サックヴィルストリートの由来は、ロンドンのサヴィルロウ通りのすぐ近くにある100年以上に渡り、服地を全世界に提供しているドーメル社のロンドンオフィスが構えるサックヴィル通りにちなんで名づけられたドーメルのブランドシリーズの一つです。
シックなベースカラーに、ハッとするような鮮やかな差し色がとても目を引きます。
秋冬のコレクションはしっかりとした厚みもあり、程よい艶感がどこか気品を感じさせ、とても仕立て映えのする服地となっております。

クラシックスーツと題したので少しクラシックスーツたるディテールをご紹介します。
まずジャケットですが一番見た目に大きく表れるのは太めの衿(ワイドラペル)ではないでしょうか。お客様から「また太いラペルが流行っているの?なんだか昔のスーツみたいだね。」と話をさせていただくこともありました。
衿はかなり太めなのですが、スーツのシルエットとしては近年の少しスリムなウエストラインを用いる場合もあります。
今回ご紹介させていただいているモデルは、いわばクラシックなデザインに今風のサイズ感を併せ持っているといった感じでしょうか。

次にスラックスですが、こちらも近年かなり浸透しつつあるタックパンツを取り入れました。もうご存じの方も多いですが、タックパンツとは腰周りに生地を折りたたんでひだをつけたスラックスのことです。
ノータックのスラックスよりも尻から太もも周りの余裕が増えるので座ったときなどにスラックスが引っ張られるのを緩和することができます。

オプション“衿付きベスト”3,000円+税
ジャケットとスラックスのシングルスーツよりもベストを合わせてスリーピーススーツにすることによって、クラシックな雰囲気をより強く出すことができます。
ベストのデザインは胸元のVゾーンが浅くなるとクラシックな雰囲気に近づきます。今回はさらに衿をつけることによって風格を出すことに加え、アイテムとしてのきちんと感を出しました。

今回は、「クラシックスーツといえば」というディテールをご紹介させていただきました。しかしながら、この形が正解であるとは限りません。皆様が思い思いにディテールを選んでいただき、何年先も着たいと思えるものが本当の意味でのクラシック(原点回帰)スーツではないでしょうか。

スタッフ一同皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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