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スーツをこだわりのディテールで

こんにちは。HANABISHI静岡店です。

今回は前回のブログでご紹介したゼニア「クールエフェクト」からオーダースーツを仕立てる際のおすすめディテールのお話しです。


本切羽(本開き) 2,000円+税
貝ボタン   4,000円+税

袖口を開く本切羽(本開き)にこだわる男性は多いのではないでしょうか。スーツやジャケットの袖口にボタンとボタンホールを備えた開閉可能な仕様のことを意味します。

英語で「surgeon’s cuffs」と呼ばれ、その名の通り外科医が手術の際に腕まくりをしやすくするためのディテールとして誕生したと言われています。

ボタンを1つか2つ開けることで袖口に抜け感を演出し、こなれた感じを出すといったスーツ着こなしの上級テクニックが可能です。イタリアでは職人技術の証として高級スーツに浸透して広まったと言われています。

昨今ではシャツと一緒に袖をまくって着崩すといったジャケットのスタイリングもあり、カジュアルなスタイルに取り入れてみるというのもおすすめです。

本切羽(本開き)はボタンホールが開いているため袖口からの長さ調整が出来ません。アームホールから直すのにはリスクが伴います。ジャストサイズの袖丈だから出来る本切羽(本開き)はオーダーならではのディテールなのです。

茶系のシェル(貝)ボタンを少し重ねる「キッスボタン」仕様にしているのも注目ポイントです。


総ステッチ 3,000円+税

サンドベージュにブルーとベージュ2色のオルタネートピンストライプ柄です。

上品ではありますが少し無地っぽいため全体にステッチを施してインパクトを重視してみました。優しさの中にゆるぎのない一本筋の通った強い主張を感じます。手縫い仕様の大きいステッチはアクセントとなりモダンな印象を作り上げてくれます。


キュプラ裏地 4,000円+税

日本人の文化の1つとして着物がありますが、

袷(あわせ)の着物に付く裏地に関しての知識として男性は表地をあまり派手にすることをせず、その代わりに普段見えない裏地に凝ってお洒落を楽しむことが多いようです。動きのなかでちらちらと視界に残る粋な演出が自分を表現する1つなのでしょう。

スーツも選ぶ裏地によってスーツ全体の印象が変わります。少しの遊び心が影響してくるのです。今回はローズ色でボーダーとボタニカル柄を配した裏地を選びました。ぜひ気に入った裏地をつけて楽しんでみてください。

今回はスーツでもジャケットのディテールからおすすめしたいオプションをご紹介いたしました。

スーツをオーダーする際の参考にしていただけると幸いです。

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https://www.hanabishi-online.shop/

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