HANABISHI東京店でございます。
今回は定番の色ですが、意外と皆さん持っていない無地のブラックスーツをご紹介させて頂きます。
黒無地のスーツというと日本では、冠婚葬祭用のフォーマルスーツというイメージが定着していてビジネスシーンで着用される方は少ないですが、最近の若者の間ではモードっぽい印象が強く「スマートでカッコいい」という理由から人気が出てきています。
また、黒は基本どんな色でも取り込んでくれる上、無地なのでコーディネートに悩むことが少なくて済みます。
今回は、ブルーのストライプに赤い花の模様がプリントされているシャツを合わせましたが、黒無地のスーツがいい感じに柄の主張を抑えてくれているのでうるさくなり過ぎず、綺麗にまとめてくれています。
実際はブラックスーツの生地と冠婚葬祭用の礼服の生地とでは全くの別物で、下の写真を見て頂いたらわかりやすいと思いますが黒の濃さが全く違います。
※右側がブラックスーツの生地で、左側が礼服の生地です。
ブラックスーツの生地は少しグレーがかっていたり、濃紺のように見えたりするものが多いですが、礼服の生地では「漆黒」という言葉がしっくりくるくらいの濃い黒となっています。
また、礼服では光沢感のないマットな生地でなければならないのでそこも大きな違いの一つです。
ブラックスーツを仕立てる際は上記のことを注意して下さい。
実は持っていると何かと使いやすいブラックスーツを皆様もぜひ1着仕立ててみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
