かっこいいは作れる!オーダースーツで演出する大人の髙見せスタイル

スーツの着こなし

2023.3.10

スーツの似合うかっこいい男性に憧れる方は少なくないでしょう。既製品のスーツもすてきですが、よりかっこ良くスーツを着こなすなら、自分の体型に合わせて作れるオーダースーツがおすすめです。

今回は、オーダースーツをおすすめする理由、オーダースーツの種類、かっこいいオーダースーツを作る6つのポイントなどをご紹介します。

スーツ離れがみられる現代だからこそ“オーダースーツ”という選択

近年、オフィスカジュアルの浸透などからスーツ離れが進んでいるといわれています。しかし、なかなか袖を通さなくなった方が増えた分、ふだんからスーツを着用している方や、たまにスーツを着用するという方の中では「スーツを正しく着よう」という意識が強くなっているようです。また、その影響からかオーダースーツに関心を寄せる方も増えている傾向にあります。

スーツを正しく着こなすと、「頼りがいがある」「信頼できる」など周囲から良い印象を持ってもらいやすくなります。身だしなみに高評価をもらえれば、仕事はもちろんプライベートにおいても自信がつき、それが成功を引き寄せることにつながるはずです。 スーツ離れが著しいいまだからこそ、自分だけの特別なオーダースーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。

あなたに合うのはどれ?3種類のオーダースーツ

オーダースーツには、仕立て方が異なる3つのオーダータイプがあります。各オーダータイプの特徴は下記のとおりです。

パターンオーダー

オーダースーツの中でも、パターンオーダーは初心者向きです。自分の体型に合ったゲージ服(基準となるサンプルスーツ)をもとにサイズ調整を行い、スーツを仕立てていきます。補正範囲が限られるため、細かな部分まできっちり合わせたい方には不向きですが、価格が比較的リーズナブルで納期も早めなので、初めてオーダースーツを作る方や体型にクセがない方、低予算でオーダースーツを作りたい方にはおすすめです。

イージーオーダー

イージーオーダーは、比較的リーズナブルな価格帯でフルオーダーのようなこだわりの1着を仕立てることが可能です。採寸後、自分の体型に合う型紙をもとにスーツを仕立てるため、パターンオーダーよりも細かな体型補正が可能です。なで肩や怒り肩、猫背、反り腰など、体型にクセがある方でも安心して自分に合う1着を仕立てられます。価格は抑えたいけどある程度はこだわりたい、既製品のスーツにサイズがないという方にもぴったりです。

フルオーダー

オーダースーツと聞いて真っ先に思い浮かぶのがフルオーダーでしょう。採寸後、いちから型紙をおこし、自分だけのオリジナルスーツを仕立てます。他2つよりも作業工程が多く、仮縫いの工程では納品前にサイズを微調整できるため、満足できるスーツを作ることが可能です。価格が高く、また手間がかかる分納期も長いですが、高級で品質の良いスーツがほしい、こだわりを反映したスーツがほしいという上級者にはおすすめといえます。

なお、下記の記事にて各オーダータイプについて詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

“かっこいい”の詰まったオーダースーツを作るには?

こちらでは、かっこいいオーダースーツを作るためのポイントをご紹介します。

自分の体型に合わせて仕立てる

「長く着たいから体型が変わっても着られるように大きめに作ろう」などと考える方もいるかもしれませんが、サイズが大きすぎたりタイトすぎたりすると、せっかくのオーダースーツも魅力が半減してしまいます。かっこいいスーツ姿はサイズが合ってこそ生まれるものなので、自分の体型にぴったりのスーツを仕立てましょう。

天然素材の使われた生地を選ぶ

生地でスーツの印象は大きく変わります。天然素材のウール100%の生地は、発色と光沢が美しいものが多く存在感があります。また、着心地も良いので特別な1着におすすめです。 スーツの生地はイタリア産とイギリス産、そして日本産が有名です。産地によって特徴が異なり、例えばイタリア生地はやわらかで光沢がありますが、イギリス生地はハリやシャリ感があり光沢は抑えめです。加えて、同じ産地でもブランドによって生地の特徴は異なるため、着用シーンに合ったものを選びましょう。

細かな仕様にもこだわる

オーダースーツはオプションが豊富なので、細かな仕様にもこだわれます。例えば、本切羽やお台場仕立ては型崩れ防止に効果がある他、さりげないおしゃれを楽しめます。細かな仕様にもこだわることで他の人と差別化でき、ワンランク上のかっこいいスーツを作ることが可能です。

自分の要望をある程度イメージしてから店舗へ赴く

オーダースーツ専門店といっても、オーダータイプが異なる他、ブリティッシュスタイルやイタリアンスタイルなど得意なスタイルはさまざまです。どこへ着るためにどんなスーツを作りたいのか、どんな生地が好きなのか、予算はどの程度なのかなど自分の要望をイメージした上で店舗へ行くことが重要です。ある程度イメージが固まっていればスタッフに要望を伝えやすくなりますし、そもそも店舗選びでつまづくことも少なくなるでしょう。

店舗へはおしゃれ着で行く

店舗へはおしゃれ着で行くことをおすすめします。フィッターの中には、お客さまの私服から好みのファッションスタイルを見つけ、それも踏まえた上でアドバイスを行う方もいます。生地選びでアドバイスをもらえたり、自分に似合うかっこいいスタイルを提案してもらえたりと、より自分好みのオーダースーツを作れるでしょう。

プロであるフィッターの声に耳を傾ける

オーダースーツを仕立てる際は、フィッターのアドバイスにも耳を傾けましょう。フィッターはスーツの知識を競うライバルではなく良き相談役です。「○○の生地は脆いらしいね」「流行は○○って聞いたよ」など、どこかで得た知識を言うことにあまり意味はありません。それよりも「ネイビーの無地のスーツを作りたい」「商談に着る品格のあるスーツを作りたい」「ベルトレスパンツにしたい」など、要望や譲れないポイントを伝えることが大切です。 なお、オーダースーツをイギリスでは「ビスポークスーツ」といいますが、これは「販売員・スタッフとお客さまの会話(Be spoken)」が由来です。その名のとおり、フィッターへ不安や疑問、要望を話し、ときにアドバイスをもらいながら自分だけのかっこいい1着を作ってみてください。

年代別にみるおすすめのオーダースーツとは

こちらでは、年代別にみるオーダースーツのポイントをご紹介します。

20代は“マナーを押さえた正統派のスーツ”

トレンドに敏感な20代、中にはファッション性のあるスーツを着たいという方もいるのではないでしょうか。しかし、スーツには長い歴史の中で定められたルール・マナーがあり、それらを逸脱した装いはナンセンスです。いまのトレンドを取り入れつつも、相手に失礼にならない正統派のスーツを選ぶことが大切です。 なお、20代はスーツの知識が少ない方が多いので、経験豊富なフィッターに相談しながら仕立てることをおすすめします。

30代は“大人の落ち着きに少しの遊び心を”

社会人として自信がつき、役職を任されることも増える30代は、大人の落ち着きを感じさせるスーツがおすすめです。ただし、トレンドを取り入れる若さと遊び心もときには必要です。落ち着きのある色柄の生地に、オプションでさりげないおしゃれをプラスするなど、自分なりの遊びをスーツに取り入れてみましょう。

40代以上は“重厚で品格を意識する”

部下を持ち、重要なクライアントとの商談もある40代以上の男性には、信頼感や安心感を与えられる重厚で品格のあるスーツがおすすめです。また、小物にも気を使うことが大切なので、オーダースーツと合わせて、シャツや靴なども揃えると良いでしょう。 なお、年代的にお手持ちのスーツが増えたという方もいると思うので、持っていない色のスーツに挑戦してみるというのも良いでしょう。フィッターに相談しながら、自分に似合う色柄を探してみてください。

まとめ

かっこいいスーツ姿を目指すなら、まずは自分の体型に合ったスーツを着ること、そしてマナーを押さえた着こなしをすることが大切です。オーダースーツは自分の体型に合ったスーツを仕立てられる他、スーツのプロからアドバイスをもらえます。着こなしで不安な点なども相談できるため、「自分に似合うかっこいいスーツがほしい」という方は、ぜひオーダースーツを検討してみてくださいね。 1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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