スーツが似合わない男性の特徴とは?今すぐ改善できる方法を紹介

スーツの着こなし

2022.10.31

道端に座る男性の足

鏡に映る自分のスーツ姿に「似合わない」と感じたり、親や友人など周りの人からスーツ姿についてマイナスな言葉をかけられた経験はありませんか?もしあてはまるなら、スーツの着こなし方を見直す必要があるかもしれません。

スーツが似合う人になるには、まずはスーツが似合わない原因を知ることが大切です。

そこで今回は、スーツが似合わないと言われてしまう男性の特徴について解説します。その上ですぐに実践できる改善策もご紹介するので、「スーツが似合う人になりたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

スーツが似合わない男性の特徴

バツのプレートを見せる男性

スーツが似合わない原因について、「スーツはヨーロッパで生まれた服だから日本人には不向き」と考える方もいるでしょう。もちろん体型、骨格、身長、顔の大きさなどにおける日本人ならではの要素がスーツと合わないという意見も一理ありますが、それらとは別の方法から対策を講じることは充分に可能です。

ここでは、スーツが似合わないと言われがちな男性の特徴について解説します。ぜひあてはまっているかどうかを考えながら、読んでみてください。

サイズが合っていない

自分の体型に合っていないスーツを着ていませんか?

スーツ選びで最も大切なのは「サイズ」です。どんなにデザインが良く、高級な生地で仕立てたスーツでも、サイズが合っていないだけでたちまち見栄えが悪くなります。それが「似合わない」という評価につながってしまうのです。

洋服を買うとき、「体型が変わるかもしれないから大きめのものを買おう」と考える方は少なくないでしょう。サイズが大きい服がトレンドという場合もあります。しかし、スーツはジャストサイズで着こなすものなので、自分の体型よりも大きめのサイズやタイトすぎるものを選ぶのはおすすめできません。

姿勢が悪い

猫背や反り腰、スウェイバック(猫背と反り腰を合わせたような姿勢)など、ふだんから姿勢が悪くありませんか?

せっかくサイズがぴったりのスーツを着ても、姿勢が悪いと生地が引きつれたり、浮いたり、しわができたりとシルエットが不恰好になります。また、身長が低く見えたり、肩幅が狭く見えたり、顔が大きくて首が短く見えたりと、自身の見た目にもマイナスの影響を与えてしまいます。加えて、姿勢の悪さは自信のなさを助長させる原因になるため、スーツの似合う堂々とした姿からはかけ離れてしまうでしょう。

現代人は長時間のデスクワークや、スマートフォンの使用などから猫背になりやすいといえます。姿勢を正すように日ごろから意識して、スーツのシルエットを崩さないように心掛けましょう。

清潔感がない

清潔感のない装いになっていませんか?

どんなに高級で仕立ての良いスーツでも、しわが寄っていたり、しみなどで汚れていたり、肩にフケが乗っていたり、変な臭いがしたりすると、せっかくの魅力が台なしになります。自分ではそこまで気にならなくても、周りから見ると気になるというのは良くあることです。こまめに鏡をチェックし、しっかりとスーツのお手入れをして清潔感を保ちましょう。

スーツが似合う男になるために今すぐできる改善策

ジャケットを脱ごうとする男性

スーツが似合うようになる方法は、そう難しいことではありません。今すぐチャレンジできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

オーダースーツを検討する

まずは、オーダーメイドで自分に合ったスーツを仕立てるという方法があります。

先でも述べたように、スーツ選びはサイズが重要です。既製品のスーツは標準的な体型をもとにサイズを決定しているため、猫背やいかり肩、反り腰などのクセがある方、アスリートのように筋肉質の体型の方などは、自分にぴったりのスーツを見つけづらいでしょう。

しかし、オーダースーツは自分の体型に合わせて仕立てるため、サイズが合わないという心配がほとんどありません。今のスーツが自分の体型に合っていないと感じる方は、この機会にオーダースーツを仕立ててみるのも良いでしょう。

なお、オーダースーツには低価格で初心者向けの「パターンオーダー」、細かな体型補正ができる初心者〜中級者向けの「イージーオーダー」、一から型紙を起こして仕立てる上級者向けの「フルオーダー」があります。

姿勢を正す

日ごろから姿勢を正すように意識することが大切です。

パソコンやスマートフォンの利用により、猫背やストレートネックになりやすい生活をしている方が増えています。悪い姿勢がクセになると、「正しい姿勢を保つこと=窮屈・苦しい」と感じるケースがあるため、日ごろから意識して正しい姿勢を保つように心掛けることが重要です。

無意識に姿勢が悪くなってしまうという方は、姿勢矯正グッズを活用するのもおすすめです。この他、「パソコンの液晶モニターの高さを目線よりやや下にする」「ノートパソコンは目線と水平にする」など、体へ負担をかけない正しい姿勢を保つ工夫を生活の中に取り入れましょう。

自分を客観的に見るクセをつける

スーツが似合うようになるには、自分を客観視することが大切です。

スーツのしわや汚れは、自分よりも周りの人のほうが気付きやすいものです。ふだんから鏡をよく見るようにして、スーツにしわはないか、汚れていないか、ホコリやフケなどがついていないかを毎日念入りにチェックしましょう。

スーツを長持ちさせるため、またスーツの状態を把握するために、日ごろからお手入れを行うのも重要です。着用後は脱ぎっぱなしにせずハンガーにかけ、洋服ブラシでホコリを除去したり、衣類用の除菌消臭剤をスプレーしたりしましょう。お手入れが難しいときはクリーニングに出してください。

なお、スーツ自体の清潔感だけでなく、自分自身の清潔感を保つことも重要です。無精髭がないか、髪型が乱れていないか、爪はきれいに切られているかなど、細かなところに気を配ることでスーツの似合う男性に近づけます。

体型を改善する

スーツの似合うスタイルに近づくよう、体型を改善するという手もあります。スーツが似合う・似合わないには、体型は大きく関係しています。例えば、手足は標準体型なのにお腹だけがぽっこりしていると、シルエットがアンバランスになりますし、標準よりも痩せていると体型に合うスーツを探すのに苦労したり、頼りなさそうに見えたりすることもあります。気になる部分を重点的に鍛えたり、日々の食生活を見直したりと、できることから始めましょう。

ぽっこりお腹なら「運動と食事管理」

適度な運動と食事管理で、お腹を引き締めます。会社から家へ帰るまでの一駅分を歩く、夕方の涼しい時間帯にウォーキングをする、腹筋や背筋などの筋トレを行うなど、無理のない範囲で運動を続けましょう。

食事は栄養バランスを考慮することが大切です。全く食べないのは体への負担になるため、食べる量に気をつけながら食生活の改善に努めましょう。

痩せすぎなら「太りながら筋肉をつける」

しっかり食べて筋トレを行うことで、肩や胸、背中に厚みを持たせます。肩に筋肉をつけると体の輪郭が逆三角形になり、背中や胸に筋肉をつけると体型にボリュームが出て、たくましい印象を与えられるでしょう。

リアレイズ(肩と背中を鍛えるトレーニング)や腕立て伏せ、背筋など、ジムに通わなくてもできる筋トレはあるので、気になる部分に効果的な筋トレを試してみてください。

まとめ

本当の意味でスーツが似合わない男性はいません。「スーツが似合わない」と言われるのには何かしらの原因があり、それらは自分の努力で改善できるものばかりです。筋トレなどはすぐに効果が出るものではありませんが、体型に合うスーツを着たり、姿勢を正したり、清潔感のある着こなしを意識したりといった行動は、すぐに効果を感じられるでしょう。胸を張って堂々とスーツを着られるように、ぜひご紹介した改善方法を試してみてください。

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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