男性の成人式用スーツはどう選べばいい?おすすめの色柄と着こなし方について紹介
スーツの着こなし
2022.11.28
目次
まだスーツを着る機会も少なく、成人式にどんなスーツをどのように着て行ったら良いのか分からないと悩んでいるかたも多いのではないでしょうか。
今回は成人式で着るスーツの選び方や着こなし方について紹介しますので、成人式用のスーツ購入の参考にしてみてください。
成人式における男性の一般的な服装は主に2つ
現在の成人式での男性の服装はスーツまたは袴の2つが一般的となっています。
その中でも、スーツを選ぶ人の割合が圧倒的に多く、成人式以外では着る機会がほとんど無い袴を成人式の服装として選ぶ人は多くありません。
スーツであれば成人式以外でも着用できますし、仕立て方によっては成人式用のスーツをプライベートでも使用可能です。
社会人になると仕事以外でもスーツの着用が必要なケースが出てきますから、成人式以後も着られるスーツを選ぶのがおすすめです。
成人式用として購入されるスーツやオーダースーツは3~5万円の価格帯が多く、ブランドスーツや高級オーダースーツだと10万円ほどかかることもあります。
成人式におすすめのスーツカラーと柄
成人式用スーツの色柄の選び方はおもに、以下の2通りの基準により選ぶことになることが多いと思われます。
・就活や冠婚葬祭でも着用することを考えて、着回しができることを重視するか。
・一生に一度の特別な日の為に、思い切っておしゃれを重視するか。
就活や冠婚葬祭でも着用できるスーツとなると、落ち着いた色で柄も派手ではないものを選ぶことになりますし、おしゃれを基準に選ぶであれば、特別な色や柄を選択できるので選択できる範囲は大きく広がります。
おすすめのカラー
派手すぎる色は就活や冠婚葬祭はもちろんプライベートでも着用しにくいので、一般的にスーツによく使われている落ち着いたカラーがおすすめです。
では具体的に成人式用スーツにおすすめのカラーをいくつか紹介しましょう。
ネイビー(紺)
成人式用スーツにおすすめのカラー1つ目は「ネイビー(紺)」です。
ネイビーはスーツカラーの定番で、就活や就職後の仕事でも使えますし冠婚葬祭用としても違和感がありません。
一見地味ではありますが、少し派手目の色柄のネクタイやポケットチーフなど小物を合わせることで、十分おしゃれな着こなしも可能です。
相手に安心感や誠実な印象を与える色でもあるので、ネイビーは大人の男性が着用するスーツカラーとしてピッタリです。
グレー(チャコールグレー)
おすすめのカラー2つ目は「グレー(チャコールグレー)」です。
ネイビーと同様に定番のスーツカラーですから、成人式後も仕事用や冠婚葬祭として着回しができます。
ただ就活用としてグレーのスーツは使いにくく、就活用としての使用を考えているならより黒に近いチャコールグレーを選ぶと
良いでしょう。
グレーは相手に落ち着いた印象を与えるので、女性の晴れ着も含めて派手な格好が多い成人式ではグレースーツの方が逆に落ち着いた男性としてのインパクトをあたえるかもしれません。
ブラック(黒)
おすすめのカラー3つ目は「ブラック(黒)」です。
黒のスーツは冠婚葬祭などフォーマルな場面で着用するイメージなので、周囲に上品さやクールさをアピールできます。
黒には引き締め効果もあるため、あまり体形に自信が無くても体に合ったブラックスーツを着用すると引き締まって見えます。
ただ仕事用としてはブラックスーツは一般的でないので、成人式後に着用できるケースは限定的です。
おすすめの柄
成人式で個性を発揮するなら、スーツの色ではなく柄を少し派手目にするのもおすすめです。
個性が発揮できてなおかつ周りにおしゃれと思われるスーツの柄をいくつか紹介しましょう。
チェック柄
成人式で個性を発揮するのにおすすめなスーツの柄1つ目は「チェック柄」です。
オシャレスーツの定番で、派手なものからさりげないものまで種類も多くてチェック柄なら自分の気に入ったものが見つけやすくなっています。
チェック柄は女性が好む柄でもありますから、成人式後の二次会で女性にアピールするのにもチェック柄はピッタリです。
ストライプ
おすすめの柄2つ目は「ストライプ」いわゆる縞柄です。
ストライプには知的で上品、大人っぽいイメージがあり、男性が好む柄と言われています。
チェック柄ほどバリエーションはありませんが、一目でストライプと分かるものから同系色のストライプで遠目だと無地に見えるものもあり、柄の太さや色により様々な印象を与えることができます。
冠婚葬祭や就活でストライプのスーツは着用しにくいですが、就職後の仕事用として着用可能です。
無地
成人式で着用するスーツの柄3つ目のおすすめは「無地」です。
無地のスーツは定番中の定番であり、無難ではありますがもっとも人気のある柄となっています。
シャツやネクタイの色柄を変えるだけでスーツの印象も変わり、着回しがしやすいのも無地の魅力です。
冠婚葬祭などフォーマルな場面には無地のスーツが好ましいので、大人の男性なら一着ぐらいは無地のスーツを持っておきたいところです。
知っておきたいスーツの着こなしポイント
スーツの着こなし方にはいくつかポイントがあり、それを押さえておかないと「スーツに着られる」ことになってしまいます。
カッコ良くスマートにスーツを着こなすポイントを具体的にいくつか紹介しましょう。
スーツのマナーと基本
カッコ良く着こなす前にスーツ着用時の基本的なマナーを覚えておかないといけません。
一番下のボタンは留めない
一般的なスーツのフロント側には2つか3つのボタンが付いていますが、いずれにしても一番下のボタンは飾りです。
全てのボタンを留めるとスーツに余計なシワが入ってシルエットが崩れるので、飾りである一番下のボタンは留めないのがルールでありマナーとなっています。
ポケットに物を入れない
スーツの上着には左右にポケットが付いていますが、これも一番下のボタンと同様に飾りで何も入れないのが常識です。財布や名刺入れは上着の内ポケット、ハンカチなどの小物はカバンに入れておくのが一般的となっています。
左右のポケットに物を入れると膨らんで目立つ上にシルエットが崩れてしまうので、左右のポケットには何も入れないようにしましょう。
シルエットにこだわる
カッコ良くスーツを着こなすには「シルエットにこだわる」ことが重要です。
上着が大きすぎるとだらしなく見えますし、小さすぎると窮屈で無理やり着ている感じが出てしまいます。
スーツのズボンもかつて流行った太めのものは現在では野暮ったく見えるので、スキニーパンツのような細めのものが人気です。
カッコ良くスーツを着こなすためにシルエットにこだわるなら、自分の体型にピッタリなオーダースーツがおすすめです。
色の組み合わせも重要!シャツ・ネクタイ・ベストにこだわる
スーツをカッコ良く着こなすにはシャツやネクタイ、ベストとの色の組み合わせも重要となります。
スーツ・シャツ・ネクタイに柄物を取り入れる場合は2アイテムまでにして、色は3色までに抑えるのが基本です。
柄や色が多いと主張が強すぎて、周りの人に不安感や疲れを与えてしまいおしゃれやカッコ良いなどと感じる前に敬遠される恐れがあります。
またスーツ・シャツ・ネクタイを同系色でまとめると安定感があり、スーツを着こなしている感を演出できます。
同系色でまとめる場合にはスーツ→ネクタイ→シャツの順に色を淡くしていくとまとめやすいです。
成人式は1月の寒い時期に開催されることが多いので、防寒対策として上着の下にベストを着用することもあります。
スリーピーススーツならベストの色を気にしなくても良いですが、別途ベストを用意する場合は同系色のものを選ぶとまとまりが良くなりますが、よりおしゃれ感を演出するなら
・ネイビーのスーツ+グレーのベスト
・グレーのスーツ+ブラックのベスト
といったようにスーツとベストの色合いを変えるのもおすすめです。
おしゃれの分かれ目!3つの小物アイテム
さらなるおしゃれな着こなしているを目指すなら、小物アイテムにも気を遣わないといけません。
あまり目立たない上に場合によっては上着やネクタイで隠れてしまうものの、チラッと見える小物アイテムに気を遣っているかどうかで印象が大きく変わります。
ポケットチーフ
ポケットチーフはスーツの胸ポケットに入れるハンカチのような布です。
ポケットチーフを入れていることで胸元にボリュームが生まれてスーツに立体感が出るのでおしゃれ度が一段階アップします。
ポケットチーフの色はネクタイと合わせるとまとまりやすいですが、ネクタイと同じ色のものが用意できないなら白のポケットチーフで大丈夫です。
ネクタイピン
ネクタイピンは元々ネクタイを固定するためのアイテムですが、最近はおしゃれアイテムとしても使われます。
スーツの上着を着ている時はシャツの第3と第4ボタンの間の少し高い位置にネクタイピンを使って立体感を出すとおしゃれです。
ネクタイピンの色はシンプルなシルバーが一般的なので、ネクタイの色と合わせてまとめるだけでも個性が発揮できます。
ただし上着の下にベストを着用する時は、ベストがネクタイを固定する役割を果たすのでネクタイピンは使わないのが一般的です。
カフリンクス(カフスボタン)
カフリンクスはカフスボタンと呼ばれることもありますが、ワイシャツなどインナーシャツの袖を留めるとともに装飾の役割を果たすボタンです。
腕を動かしてスーツの上着からシャツの袖口のカフリンクスがチラッと覗くと周囲の目を引きます。
カフリンクスは、ネクタイの色と合わせるとまとまりが良くなります。
ただし、コンバーチブルカフスやダブルカフスといった袖に2つのボタンホールがあるシャツでないとカフスボタンが装着できませんのでご注意ください。
まとめ
一生に一度の晴れ舞台である成人式、どうせなら自分に合ったスーツをカッコ良く着こなして参加したいです。
自分に合ったスーツを購入するなら吊るしよりもオーダースーツがおすすめです。
「HANABISHI」は1935年創業の老舗で完全国内縫製ですがイージーオーダーなのでオーダースーツがお手頃な価格で作れます。
初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも用意していますので、成人式のスーツを作る際はHANABISHIのサイトをチェックしてみてください。