入園式・入学式のママのスーツはどう選ぶ?定番の組み合わせやセレモニースーツの色柄などを解説

スーツのマナー

2024.2.6

桜の木をバックに歩く両親と娘

入園式・入学式を控えているママの中には「どのような装いで出席すべきか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。一生に一度のハレの日だからこそ、マナー違反のないすてきなコーディネートに身を包みたいものです。 

そこで今回は、子どもの入園式に相応しいママの服装についてご紹介します。定番の装いからスーツの選び方について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 

子どもの入園式や入学式、ママもスーツじゃないとダメ?

「子どもの入園式や入学式ではスーツを着用すべきか?」とお悩みのママもいるでしょう。 

結論からいうと、基本的に入園式や入学式に明確なドレスコードはありません。そのため、必ずしもスーツである必要はないといえます。ただし、園や学校によっては独自のルールが設けられていることもあるため、事前に情報を集めてルールに沿ったコーディネートにすることが大切です。 

もし特別なルールがなく自由であれば、ワンピース×ジャケットのカジュアルなスタイル、またはパンツのセットアップでも問題ありません。入園式・入学式はお祝いの行事なので、トップスの素材やデザインで華やかさを出すことは忘れないようにしましょう。 

入園式や入学式に出席するママの定番の装いは2種類

入園式や入学式に出席する際のママの定番の装いは、主に「ワンピース×ジャケット」「スカート×ジャケット」の2つです。それぞれ、以下のような特徴があります。 

ワンピース×ジャケット

清楚な印象を与えるワンピースと、式典に相応しいフォーマルさを演出できるジャケットの組み合わせは、入園式や入学式にぴったりな装いです。 

ワンピースの特徴は、締め付けが少なく身体のラインが強調されづらいシルエット。妊娠中の方をはじめ、さまざまの体型の方にとって着用しやすいでしょう。 

ただし、体型をカバーしたいからといって大きなサイズを選ぶのは望ましくありません。きちんと感が損なわれフォーマルシーンに相応しくない装いになりかねないため、注意しましょう。 

スカート×ジャケット

スカート×ジャケットは、きちんと感を演出できる王道のコーディネート。入園式・入学式の装いとしては最も一般的であり、中でもネイビーのセットアップは定番です。マナーを大切にするカトリック系の園や学校の式典でも、問題なく着用できるでしょう。 

セットアップの他、スカートとジャケットのトーンが異なる「アンサンブル」も人気です。スカートとジャケットをそれぞれ単品で着用するなど、自由にコーディネートできるため、雰囲気を変えることで卒園式や卒業式でも着用しやすくなります。 

入園式・入学式にママが着るスーツはどう選ぶ?

家から出かける前にあいさつする母と娘

では、入園式・入学式でママが着用するスーツは、どのような点に留意して選ぶと良いのでしょうか。以下で押さえておきたいポイントを解説します。 

ジャケット・パンツ・スカートのセットを選ぶ

ママがスーツを着用するシーンは、入園式・入学式だけではありません。卒園式・卒業式をはじめ、学校説明会や保護者会、お受験でもスーツを着るのが望ましいといわれています。 

そのため、ひとつのスーツでなるべく多くのシーンに対応できるよう、ジャケット・パンツ・スカートのセットを選ぶことをおすすめします。動きやすさを重視する際はパンツ、上品さを演出したい場合はスカートと、状況に応じて着回すことができます。 

なお、スカートの丈は膝が隠れる長さが望ましいといわれています。「座った状態でも膝が隠れる長さかどうか」が重要なポイントです。 

単体でも着用できるかどうかをチェックする

ジャケット・パンツ・スカートのセットを選ぶことでも十分に着回しできますが、それぞれを単体でも着用できる場合はより着回ししやすくなります。 

例えば、スカートやパンツは「手持ちのブラウスに合う丈かどうか」、ジャケットは「手持ちのボトムス・スカートと相性が良いか」などを確認すると良いでしょう。単体でも着用できるスーツを選べば、上述したようなフォーマルなシーンで状況に応じたコーディネートに身を包めます。 

アレンジしやすいシンプルスーツもおすすめ

ホワイトやライトグレー、ベージュなど、シンプルなスーツを選ぶのもおすすめです。入園式・入学式はお祝いの場なので、華やかな印象を与える色を選ぶのが一般的とされています。 

華やかさを演出するため、ツイード生地のスーツを選ぶのも一案です。派手すぎない華やかさなので、上品なコーディネートに仕上がります。 

シンプルな色のスーツの場合、ブラウスやニットなどのインナーで雰囲気を自由に変えることができます。また、スカーフやコサージュ、ブローチをつければ、華やかさをプラスすることも可能です。 

インナーやアクセサリーを変えるだけでさまざまなスタイリングを楽しめるため、入園式・入学式以外のシーンでも活躍するでしょう。 

卒園式・卒業式のスーツを着回しても良いのか

「入園式・入学式のためだけにスーツを買うのはもったいない」「卒園式・卒業式に着たスーツがあるからそれを着回したい」とお考えのママもいるでしょう。 

結論からいうと、基本的に卒園式・卒業式で着用したスーツを着回しても問題ありません。 

ただし、卒園式・卒業式ではブラックやネイビー、ダークグレーなどのスーツを着用するのが一般的です。そのため、もし着回しを前提とするのであれば、入園式・入学式にも対応できるネイビーのスーツを選ぶのが望ましいといえます。 

「全く同じコーディネートだと気が引ける」という場合は、インナーを変えたりアクセサリーを工夫したりするのがおすすめです。例えば、入園式・入学式ではインナーを白またはベージュにして、卒園式・卒業式ではネイビーを選ぶと良いでしょう。 

着回しの効く1着をオーダースーツで仕立てよう

生地に型紙をセットしている

入園式・入学式のスーツを新調する場合は、オーダースーツを選ぶのも一案です。 

オーダースーツなら、プロのスタイリストに相談しながら自分の体型に合ったスーツを仕立てられます。また、生地から色柄、襟・ポケットのデザイン、ボタン、裏地まで自由に決められるため、他の人とスーツがかぶる心配がありません。自分の要望が詰まった、自分だけのオリジナルスーツを作ることができるのです。 

そのため、入園式・入学式だけでなく、卒園式・卒業式でも着回しができるスーツを仕立てることができます。 

入園式・入学式に向けてスーツの購入を検討中のママは、ぜひオーダースーツもご検討ください。 

まとめ

入園式や入学式に出席する際のママの定番の装いは、主に「ワンピース×ジャケット」「スカート×ジャケット」の2つ。つまり、スーツを着用するのが一般的ということです。 

入園式・入学式で着用するスーツは、園や学校のルールに沿っているかどうかはもちろん、単体でも着用できるか、着回ししやすいかなどを基準に選ぶと良いでしょう。そうすることで、卒園式・卒業式をはじめとする他のフォーマルシーンでも着用しやすくなります。 

もし、着回しがしやすいワンランク上のスーツを購入したい場合は、オーダースーツを選ぶことをおすすめします。 

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。 

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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