お受験スーツはどこで買う?販売店舗と購入時期&揃えるべきアイテムを解説
その他(豆知識)
2023.11.6
目次
子どものお受験に合わせてスーツの新調を検討しているものの、「どこで買えるのか」「値段にもある程度こだわるべきか」「いつ買えば良いのか」などの疑問から、なかなかスーツを買えずにいる親御さんもいらっしゃるでしょう。
そこで今回はお受験を控えているご家族向けに、親御さん自身とお子さんのスーツの販売店舗、スーツの購入時期、揃えるべきアイテムなどについてご紹介します。「お受験に向けてこれからスーツを新調する」という場合は、ぜひ参考にしてみてください。
お受験スーツはどこで買う?
お受験に向けてスーツを新調しようにも「どこで買えば良いのか」と悩み、なかなか行動に移せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お受験向きのスーツは、百貨店・デパートやお受験スーツの専門店、オーダースーツ専門店などで販売されているため、それぞれの特徴を踏まえた上で自分に合った店舗で購入しましょう。
百貨店・デパート
百貨店・デパートでは、さまざまな種類のスーツが販売されています。サイズも豊富で試着も可能なため、お受験向きで自分の体型に合うスーツが見つかりやすいでしょう。
また、百貨店・デパートによっては価格が比較的リーズナブルなこともあります。費用にまでこだわりたい方は、複数の店舗の価格を比較してみると良いかもしれません。
お受験スーツの専門店
お受験スーツの専門店には、品が良く知的で清潔感のあるシンプルなスーツが揃っています。全てお受験向きのスーツなので、スーツ選びで失敗する可能性は極めて低いでしょう。
また、バッグやアクセサリー、スリッパ、レイングッズなどの小物も合わせて購入できるため、トータルコーディネートを組みやすいのも特徴です。
オーダースーツ専門店
オーダースーツ専門店では、自分の体型に合ったスーツを購入できます。色や生地、デザインを自由に決められるため、受験する学校のルールや校風に合わせてスーツを仕立てることが可能です。
また、「サイズが合っていないスーツを着用してしまい、学校側にマイナスな印象を与えてしまった」という事態も回避できるため、安全性・安心感は高いでしょう。
スーツの値段はお受験に影響する?
お受験に向けてスーツを購入するにあたり、「スーツの値段はお受験に影響するのか」と不安を感じることもあるでしょう。
結論からいうと、スーツの値段がお受験の結果に影響を及ぼすことはありません。つまり、「リーズナブルなスーツの着用が原因でお受験に落ちる」といったケースはないということです。
ただし、お受験の場ではある程度の高級感が必要です。品の良さを表現でき、学校側にプラスの印象を与えられます。また、高価なスーツの場合「座りじわができない」「長時間でもヨレない」など、リーズナブルなスーツでは満たせないポイントをクリアできることもあります。そのため、お受験用のスーツは多少の高級感を意識して選ぶと良いでしょう。
お受験スーツの購入時期と入園スケジュール
では、お受験スーツはいつごろ購入するのがベストなのでしょうか。
購入時期
一般的に、お受験は4月の学校説明会からスタートし、10月の試験・面接まで続きます。親御さんは学校説明会から格式のあるスーツを着用するのが望ましいため、既製品のスーツなら3月ごろに購入し、オーダースーツなら1月ごろから仕立て始めるのがおすすめです。
一方で、成長が著しいお子さんにはジャストサイズのスーツを着用させる必要があるため、願書撮影時期の夏前に購入すると良いでしょう。このとき、サイズ調整が可能なオーダースーツを選べば、お子さんの体の成長にも順応しやすくなります。
入園スケジュール
上述のとおり、スーツはお受験から入園までのスケジュールに合わせて購入する必要があります。そこで、ここでは一般的な入園スケジュールをご紹介します。
4〜8月 情報収集・学校説明会 | 受験する幼稚園や小学校へ行き雰囲気を確認したり、ホームページで概要を確認したりする他、学校説明会に参加します。 |
7〜9月 見学会・願書配布 | 幼稚園や小学校の中、そして保育・教育状況を確認します。園長・校長から方針や募集要項を聞き、願書を受け取ります。 |
10月 願書提出・面接・試験 | 願書を提出します。提出期限が1日の場合もあるため注意が必要です。面接・試験日時は人によって異なるため前もって確認しましょう。 |
翌年2月 保護者説明会 | 入園式・入学式の概要、そして幼稚園や小学校に通うにあたって準備しなければならないものなどの説明を受けます。 |
4月 入園・入学 | 入園式・入学式を経て、実際に入園・入学します。 |
大切なのは家族の一体感!デフォルトで揃えるべきアイテム
お受験では、受験する幼稚園や小学校の雰囲気・校風に合ったスーツを着用するのが基本です。また、装いで「きちんと感」「清潔感」「上品さ」を演出することも重要なポイントといえます。
この他、家族で服装の雰囲気や色合いを揃えることも大切で、家族の絆や団結力のアピールにつながります。例えば、お受験では濃紺のスーツに身を包むのが一般的なため、スーツの色は濃紺で揃えるのが望ましいでしょう。
お父さまは「濃紺のスーツ」
お父さまは、知的で品のある濃紺のスーツを用意するのがおすすめです。裏地がスーツよりやや明るい同系色(ブルーやシルバー)のスーツを選ぶと、爽やかさも演出できるでしょう。
ネクタイはスーツに合わせて濃紺の無地、ベルトは靴の色に合わせて選ぶのがおすすめです。
お受験に向けてスーツを新調するにあたって、既製品の濃紺のスーツがなかったり、見つかってもサイズが合わなかったりする場合は、オーダースーツの購入を検討するのも一案です。
オーダースーツなら色や生地、デザインを自由に決められる上に、自分の体型に合ったサイズで仕立てられるため、お受験に相応しいスーツで本番に挑めるでしょう。
お母さまは「濃紺のワンピース or アンサンブル」
お母さまは、濃紺のワンピースまたはジャケット付きのアンサンブルを用意しましょう。スカートを選ぶ際は、椅子に腰掛けた際に膝頭が隠れるほどのスカート丈かを確認するのをお忘れなく。
また、マザーズバッグ(B4サイズ)やパンプス、革ハンドバッグ、スリッパなども用意する必要があり、これらはスーツの色味と合わせて紺または黒を選ぶのがおすすめです。
なお、幼稚園・小学校によってはドレスコードを「紺色以外」としていることもあります。この場合は、指定のルールに従うようにしましょう。
お子さんは「白×紺の組み合わせ」
男の子はジャケット×シャツ×ハーフパンツ、女の子はボレロ×ブラウス×ワンピースがおすすめです。どちらもメインカラーを濃紺にすれば、家族の一体感を演出できます。
靴は、光沢がなく着脱がしやすいタイプを選ぶと良いでしょう。エナメル素材は光沢があるので、なるべく避けるのが無難です。
お子さんの場合、上履き入れやレッスンバッグも用意する必要があります。どちらもスーツの色と合わせて濃紺にすると、統一感が出てきれいなトータルコーディネートに仕上がります。
なお、親御さん自身とお子さん、それぞれのお受験時にベストな装いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。こちらもぜひ合わせてご覧ください。
あると便利なアイテム
最後に、お受験の際にあると便利なアイテムをご紹介します。
子どもの着替え
お受験当日にスーツが汚れたり、お子さんがおもらししてしまったりすることもあるかもしれません。そのため、スーツの替えや下着、靴下などの着替えを持参しておくと良いでしょう。
ハンカチ・ティッシュ
ハンカチ・ティッシュは汗を拭ったり、手を拭いたりする際にあると便利です。どちらもサイズが小さいので、バッグに入れてもかさばりません。
カーディガン・コート
時期によっては肌寒さを感じることがありますし、室内の気温が思ってたより低いこともあります。そのため、防寒着としてカーディガン・コートも持参しておくと安心です。
レインコート
お受験当日、急に雨が降る可能性はゼロではありません。せっかく整えたコーディネートが雨で濡れて崩れてしまわないためにも、レインコートを持参しておきましょう。
大きめのエコバッグ
脱いだカーディガン・コートを入れたり、幼稚園・学校からもらった資料を入れたりするため、大きめのエコバッグを持参するのもおすすめです。コンパクトに折り畳みができるタイプを選べば、持ち運びもしやすいでしょう。
マスクケース
2023年10月現在、新型コロナウイルス感染症による規制は緩和されていますが、幼稚園・小学校によってはマスクの着用を必須とする場合もあります。念のために持参しておくと良いでしょう。
まとめ
お受験向きのスーツは、百貨店・デパートやお受験スーツの専門店、オーダースーツ専門店で購入できます。スーツの価格がお受験の結果に影響を及ぼすことはありませんが、お受験の場面では品があり清潔感あふれるスーツを着用する必要があるため、多少の高級感を意識して選ぶと良いでしょう。
高級感に加えてスーツの品質にもこだわりたい場合は、オーダースーツを購入するのも一案です。ぜひ検討してみてください。
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