予算10万円以下は少ない?オーダースーツの相場と安心して任せられる店舗選びのポイント
その他(豆知識)
2023.9.22
目次
オーダースーツの購入を検討しているものの、予算10万円で購入できるのか分からず、なかなか一歩踏み出せずにいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「予算10万円以下でオーダースーツは作れる?」という疑問にお答えします。オーダースーツの費用相場やオーダースーツを作る際のポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
予算10万円以下でもスーツは作れる?オーダースーツの費用相場
オーダースーツに対して「高価」というイメージをお持ちの方もいるでしょう。
では、オーダースーツは予算10万円以下で仕立てることはできるのでしょうか。以下で、オーダー方法別にオーダースーツの費用相場をご紹介します。
パターンオーダー:2〜6万円
パターンオーダーとは、あらかじめ用意されている型紙をベースに、自らの体型に合わせて限られた範囲で微調整するオーダー方法です。その費用相場は「2〜6万円」といわれています。
以下でご紹介する他のオーダー方法に比べて簡易的で手間がかからないため、カスタマイズ性は低くなるものの、リーズナブルに作ることが可能です。
イージーオーダー:5〜20万円
イージーオーダーとは、あらかじめ用意されている型紙から自分の体型に合ったものを選び、全体的にサイズを調整するオーダー方法です。その費用相場は「5〜20万円」といわれています。
パターンオーダーよりカスタマイズ性が高くなるものの、フルオーダーほど高額にはならないため、品質と値段の両方にこだわりたい方におすすめといえます。
フルオーダー:15万円〜
フルオーダーとは、採寸後、自分の体型に合った型紙を作り、細部にまでこだわりながらスーツを仕立てるオーダー方法です。その費用相場は「15万円〜」といわれています。
自らの好みや体型のクセを反映した、カスタマイズ性の高いスーツに仕上がるため、3つのオーダー方法の中で最も高価です。店舗によっては20万円ほどかかることもあります。
ご覧のとおり、オーダー方法によって費用相場は異なります。予算10万円以下の場合はオーダースーツならではのカスタマイズ性を踏まえて、全体的にサイズ調整が可能なイージーオーダーを選ぶと良いでしょう。
10万円で満足できるオーダースーツを作るポイント
予算10万円で満足できるオーダースーツを作成するためには、店舗選びにこだわる必要があります。
生地を豊富に取り扱う店舗を選ぶ
第一に、生地を豊富に取り扱う店舗を選ぶことが大切です。生地の種類が豊富ということは、すなわち「高価な生地からリーズナブルな生地まで揃っている可能性が高い」ということです。この場合、予算10万円でオーダースーツを作成するためにリーズナブルな生地を選ぶ、などの選択を取りやすくなるため、予算の範囲内でオーダースーツを仕立てることができます。
また、生地の種類が豊富な場合、自分好みの生地に出会える可能性が高くなります。納得のいく1着に仕上げやすくなるため、その点でも生地を豊富に取り扱う店舗を選ぶと良いでしょう。
おしゃれなスーツスタイルを提案している店舗を選ぶ
せっかくオーダースーツを作るのであれば、値段を問わずおしゃれなスタイルに仕上げたいもの。そのためには、おしゃれなスーツスタイルを提案している店舗を選ぶのが有効です。
自分の理想のスタイルをそのまま反映してくれる店舗も良いですが、一緒に考え提案してくれる店舗の場合、新たなスタイルに出会えることもあり、おしゃれ度をさらに高められる可能性があります。
オプションが充実している店舗を選ぶ
オプションが充実している店舗を選ぶことも、押さえておきたいポイントです。
オプションが多いと、その分自分のこだわりを反映させやすくなるため、満足度の高いスーツに仕上がります。また、オプションの値段は店舗によって異なりますが、フルで取り入れても「仕立て料+2~3万円ほど」とそこまで高額ではありません。そのため、予算10万円でもカスタマイズ性の高いスーツを仕立てられるでしょう。
サイズ調整に柔軟に対応してもらえる店舗を選ぶ
サイズ調整に柔軟に対応してもらえる店舗の場合、自分の体型にフィットしたスーツに仕立てられるため、満足な1着に仕上がります。
とはいえ、先に述べたように、パターンオーダーとイージーオーダーはサイズ調整できる範囲に限界があります。そのため、パターンオーダーとイージーオーダーのどちらかでスーツを作る場合は、サイズ調整の柔軟性とあわせて、自分の体型に合う型紙があるかどうかを確認すると良いでしょう。
アフターフォローがしっかりしている店舗を選ぶ
オーダースーツは自分の体型にフィットしている分、変にシワが寄ったり生地がこすれたりすることがなくスーツに負荷がかからないため、長く着用することができます。だからこそ、アフターフォローがしっかりしている店舗かどうかも確認しておきたいポイントです。
アフターフォローが充実していれば、低予算でオーダースーツを仕立ててもそれ以上の価値を実感できますし、万が一サイズが合わなくなっても再調整してもらえます。
値段が安すぎるオーダースーツには気をつけよう
オーダースーツの値段は店舗によって異なり、中には相場よりも安い値段を提示している店舗もあります。「なるべく費用をかけずにオーダースーツを仕立てたい」という方にとって、相場よりも安い値段はとても魅力的に見えるでしょう。
しかし、「高級ブランドのスーツを破格の値段で仕立てる」など、オーダースーツの値段が安すぎる店舗には注意が必要です。値段が過度に低い分、傷や汚れがある生地を使用していたり、縫製技術が低い工場で仕立てていたり、アフターフォローがなかったりする可能性があります。
もちろん、低い値段で高品質なスーツを仕立てるテーラーも存在しますが、そもそもオーダースーツのコスパは「値段が安い」ということではありません。
優れた技術を用いて、自分の体型に合うよう仕立てられたオーダースーツは、お直しの手間が発生しない上に長持ちします。その品質の高さこそが、オーダースーツのコスパです。
認定店舗や直営店のように信頼と実績が担保されているお店でオーダースーツを仕立てれば、結果的に高コスパにつながります。そのため、値段を重視しすぎず、自分が信頼できる店舗で仕立てるようにしましょう。
【年代別】オーダースーツを仕立てるポイント
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最後に、年代別にオーダースーツを仕立てるポイントをご紹介します。
20代〜30代前半
20代前半の方は、スーツのカラーにネイビーを選ぶのがおすすめです。フレッシュかつ誠実な印象になるため、年相応なスタイルを実現しやすいでしょう。
20代後半~30代前半の方には、落ち着きのあるグレーや濃いネイビーがおすすめです。柄も入れたくなるかもしれませんが、個性を出しすぎるとマイナスな印象を持たれる可能性があるため、無地にするのが無難です。
30代後半〜40代
30代後半〜40代の方は冠婚葬祭に参加する機会が増える傾向があるため、手持ちのスーツにバリエーションがあると便利です。具体的には、手持ちのスーツとは異なるカラー・デザインでオーダースーツを仕立てると良いでしょう。例えば、ブラックのスーツだけお持ちであれば、グレーやネイビーのスーツを作るのも一案です。
50代
職場で要職として活躍することが多い50代の方は、品質と立場を意識してスーツを仕立てることが大切です。スーツの着用目的を明確にし、その内容に応じてカラーやデザインを決めましょう。
例えば、スーツの品格が問われるような場への出席に向けてオーダースーツを仕立てる場合は、高級感のある天然繊維を使用したり、重厚感のあるダークカラーを選択したりするのがおすすめです。
まとめ
店舗やオーダー方法によっては、オーダースーツを10万円以下で仕立てることができます。
オーダー方法に関しては、パターンオーダーかイージーオーダーのどちらかを選択できますが、カスタマイズ性を踏まえて、全体的にサイズ調整が可能なイージーオーダーを選ぶのがおすすめです。
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